- ■樺太庁鉄道 KIHA-2104 SCALE 1/80&87
- ●セット内容/形式図×1・説明書×1・中厚紙×2・厚紙×2・薄紙×1 計7枚(1/87は内容が異なります)
- ■価格/2,950円(税込)※送料無料
- ■組立済み車体価格(1/80&87)/16,500円(税込) ※組立て済み車体のご注文はお問い合わせページに組立済み車体希望と明記の上スケール、車種、お届け先住所を記入してください。
樺太庁鉄道のKIHA2104です。
KIHA2100と姉妹車(兄弟か?)なのですが、前面の窓回りのデザインや下に湾曲した前面雨樋(キャンパス押さえ)。下あごを突き出した様なスカート等、2100とはかなり趣きが違います。
この顔を見て鉄人28号を思い出したのは、はたしてワタクシだけでしょうか。
なんとこの車両、平成2年時までサハリンで活躍しています。現在(平成24年)はわかりませんが。ご存知の方がいればお知らせください。
■流線型はそんなに難しくありません。
チョット詳しく工程を説明します。
チョット詳しく工程を説明します。

1.丸めた前面に窓下補強板を付ける(それぞれの補強板は2枚重ねにしておきます)。接着剤はアロンアルファのチョン付けで工作を進めます。

2.前面下補強板を付けますが、後でスカートを取り付けるため下辺を1ミリあけておきます(ガイドラインを付けています)。

3.前面窓枠を曲げます(曲げラインが付いています)。この曲げる時に魚の骨抜きを利用します。

4.前面窓枠を付けます。

5.前面窓枠内張りを曲げます(曲げラインが付いています)。

6.前面窓枠内張りを付けました。

7.前面窓上補強板を付けます。窓下補強板の不要部分をここで切り取ります。ここまでくると頼りなかった前面部もかなり強度が増してきます。

8.スカートの取り付けです。

9.スカート内張りに曲げ癖を付けておきます。

10.前面外板にキッチリ合わせて貼ります。

11.スカート内張りに合わせてスカート外板をはります。

12.荷室側前面のスカートも同じ手順で貼ります。このスカートと前面の張り合わせラインはあえて消しません。実車でも張り合わせラインが出ています。

13.それぞれに前面上部補強板を付けてフロント部の完成です。

14.ある程度整形した積層屋根(オデコ)を付けます。ここでは完全に整形しなくてかまいません。

●前面オデコ部に湾曲した雨樋(キャンパス押さえ)を貼ります。雨樋は1ミリ幅、センターにラインを入れています。

サイド部も雨樋(キャンパス押さえ)を貼ります。

●貼った雨樋の上に1ミリ幅の雨樋上貼をセンターラーンに合わせて0.5ミリ上にずらして貼ります。

●雨樋の下張りに気を付けてパテを塗ります。パテが乾いてから、2段になった雨樋に気を付けながら整形します。

●防水屋根、流線型、取って付けたようなスカートを履いたKIHA2104の完成です。
※流線型工作、私の場合アロンアルファのチョン付けで工作しますが、アロンの場合失敗すると一瞬で剥がせなくなりますから安全のため木工用ボンドのチョン付けをお薦めします。 ただし最終的にはアロンでしっかり各部を接着するようにしてください。