「横浜・鴨居」の新保さん Vol.6「小田急キハ5000の台車TS-104が出来ました」
小田急キハ5000の台車TS104が出来ましたのでご報告致します。
私にとってはかなりセンセーショナルな出来事である「ペーパーの台車」。
それも強度や耐久性への疑いではなく、「市販パーツににはないものは、ペーパーで創ってやろう!」という、
Shop-KIHAさんの気概への同調です。
このたび「鴨居方式」にて、ほぼ満足いく台車が出来ました。(技法の詳細は2015.12.5の当欄の記事をご参照ください)
素材はもちろん小田急キハ5000添付の台車のペーパーシートです。
部品を角度30度のカッターとデザインナイフなどで丁寧に切り出し、木工用接着剤で積層貼り合わせました。
更に強度を上げる為に、積層断面には瞬間接着剤を浸み込ませました。
パーツの平板な部分には、「鴨居方式」でアルミ缶廃材アルミ板を瞬間接着剤で補強してあります。
もうこの時点でペーパー台車の域を超えています。
10cm位の高さから作品を落とすと、ペーパーだけでしたらパサっとした音だけですが、
ゴロっとした音がしてセミスチール化した様子が窺えます。
コイルバネは、釣具の線状のウエイト。台車下部、制輪子下の引寄棒はΦ0.5の洋白線です。
軸受メタルは、カツミの製品です
こうして小田急キハ5000の台車TS-104が出来ました
最近のShop-KIHAの製品は、台車のみならず、床下器具やKIHAのエンジンまで添付!少々時間はかかるかも知れませんが、
台車、床下、ベンチレータまでもペーパーで製作して、どんどん市販のパーツメーカー泣かせになることを願うばかりです。
これも一見アナログに見えるペーパーシート製作も、実はCADやドローソフトのお蔭のようです。
次はキハ5100の台車に着手したいと思っております。
次回は完成した小田急キハ5000、5100をお目にかければと思います。
「センセーショナルな出来事」です。
久しぶりにセンセーショナルという言葉を聞きました、
最近では、サプライズという言葉に置き換えられてきたような・・・
(意味的には違うのですが流行ですかネ)
昔、デストロイヤーというプロレスラーがいて、
力道山との死闘を手に汗をにぎりながら見ていたものです。
彼の正式名称は
「ジ・インテリジェント・センセーショナル・デストロイヤー」という
なんとも仰々しいお名前でしたが、
もしいまの時代に彼が出てきたら
「ジ・インテリジェント・サプライズ・デストロイヤー」になっていたかも・・・。
チャン、チャン!