「横浜・鴨居」の新保さん Vol.4「ペーパーで制作、パンタに台車」
こんにちは新保です。
9月の京阪60形びわこ号以来の投稿です。
現在沖縄縣鐡道キハ31、小田急キハ5000、5100を同時並行で製作中です。
その前段階として、沖縄縣鐡道キハ31のペーパー積層台車を製作中に、
いいアイデアが浮かんできましたのでご報告致します。
私の鉄道模型ライフにおいて衝撃を受けた紙積層の台車ですが、
前回のびわこでは補強の意味で、台車枠裏面に真鍮帯材を貼り付けただけでした。
しかし見えないところとは言え、なんとも見栄えが悪いと考えておりました。
補強のため、プラ板またはプラペーパー→強度がとれず、腰もなくNG。
アルミ箔→薄い紙と一緒で補強にはならない。
真鍮板を台車のシルエットに合わせて切断して貼り付け→一番理想ですが、台車の形が複雑な場合、作業性が悪い。
とある10月の暑いある日。アルミ缶のコーラを飲んでいるときにふと気づきました。
このアルミ缶を解体してアルミ板を補強に使えないだろうか?
案ずるより生むが易し。早速沖縄縣鐡道キハ31の台車で実行してみました。
結果、元手ほとんどタダ。作業性バッチリ。予想以上の結果が出ました。
更にはペーパーのパンタグラフもこの方法で出来てしまいました。
写真1は、使用する工具です。
エッチングはさみ 大まかにアルミ板を切断するのに用います。
ハセガワの模型用ノミ 細かい部分、Rの部分を切断するのに用います。
カッティングマットの上で押し切るように切断します。
それに常用のカッターです。
写真2は、使用したアルミ缶とアルミ板を台車に貼り付けた状態です。
写真3は、アルミ板を瞬間接着剤で台車に貼り付け終わった状態の写真です。
この後、エッチングはさみとノミで切断します。
沖縄縣鐡道キハ31には使いませんが、
更にカツミの軸受けメタルを台車に埋め込めば運転会などのロングランにも耐えられるはずです。
写真4は、新潟交通モワ51のペーパーシートにオマケで付けていただいた、ペーパーのパンタグラフを上記と同様の方法で組み立てた後の写真です。
左に写っているフクシマのPS13と並べても遜色ありませんでしょう?
もちろん上下するように蝶番をつけました。次回は完成した姿をお見せできればと思っております。
出来上がった台車とパンタグラフ、只今製作中の車両勢ぞろい写真です。
ペーパーの台車?と強度面で躊躇している方がいらしたら是非お試しを。
アルミ缶を解体する際やアルミ板の取り扱い時には、鋭利な部分で手を切らないように注意しましょう。
横浜「鴨居」の新保さんVol.4「ためしてガッテン」です。
人の話によると、立川談志家元は、新作落語をいっさいやらなかったということらしいです。
意外だなと、思ったりしましたが、どうやらそうらしいです。
その点、弟子の「志の輔」は結構新作落語を作っています。
最近「志の輔」の落語をユーチューブで聴きながら工作しているのですが、
イヤー、いいですね志の輔は。「みどりの窓口」なんて最高です。
何度聴いても笑いすぎて、
思わず手元がくるって、やり直し、なんてことがよくあります。よくあっちゃ大変なんですが・・・。
落語には枕話がありますが、それがまた良いですね。
アイディアいっぱいの枕話があって、いきなり
大家さん「なんだい、熊公、今日はどうしたんだい」
熊「どうしたも、こうしたもないよ、ちょっと話を聞いてよ」
大家さん「ま、落ち着いておはなし」
熊「最近、飲んでるビールの缶が、チョット目を離してると無くなっちゃうのよ』
大家さん「そりゃまたおかしな話だね」
熊「そうなのよ、チョット目を話しただけよ」「グイッと飲んで、一服してるうちに無くなっちゃうのよ」
大家さん「最近アルミ缶がよくなくなるってゆう話を聞くが」
熊「だれかが溜め込んでんですかね」
大家さん「一体どこで飲んでたんだい」
熊「和室でTV見ながら飲んでたのよ」
大家さん「するってことは屏風があるな」
熊「そんな上等なモンは無いよ。屏風の替わりにふんどし、かけてる」
大家さん「屏風の替わりにふんどし!あきれたねー」
熊「へへへ、微妙なシミに味わいが」
大家さん「馬鹿、しかし、わかりました。ビールの缶が無くなった訳が」
熊「わかりましたか、さすが大家さん、一体どうしてですか」
大家さん「そのふんどしは鴨居隠しという」
鴨居、アルミ缶隠しの一席でした。
チャンチャン。