“愛知のf2120”さん「羽後交通キハ2 完成しました」です。
お久しぶりです。 羽後交通キハ2が完成しましたので報告いたします。
この形式の車輛はキットの発売はありませんが、
側バケット付きの流線形、他にはない塗色、おでこの1個テールライトなどぜひ一度製作してみたく、
車体はKIHAさんに完成車体をオーダーして製作してもらいました(ペーパー車体は製作する自信がありません)が、
予想以上に丈夫でペーパー特有のけば立ちもなく、
当方では2度ほどサフ吹き〜研ぎを繰り返してから各パーツを取り付け、
その後エッチングプライマーから塗装と真鍮車体と同じ手順で進めています。
ペーパー車体には真鍮の床板取り付けアングルを接着し、これでかなり強度も上がっています。
羽後交通キハ2の特徴である連結器解放テコの先端が曲げてある形状も表現してあります。(テコ受けはサンゴのロストパーツ使用)
前面、側面に数多い手すりは0.25mmのリン青銅線で製作してあります。
荷物台は完成車体とセットで出来てきた(プラシートを組み合わせたもの)で、当方で細密メッシュを接着してあります。
残念ながら非荷物台側のヘッドライトLEDが奥で向きが変わってしまったため少し暗くなっています。
走行は、少しうなり音が大きいものの、低速から大変好調です。
床板、菱形台車、FMギヤ、小型気動車エンジンなど、当方手持ちのパーツを下回りに使用しています。
写真では穴だけあけてありますが、各ドアハンドルにはエコーのロスト製ドアハンドルを真鍮色のまま取り付けてあります。
床板、台車(片側は偏心台車)、FMギヤはモデルワーゲンのキハ04などのパーツで、
床板は羽後のキハ2にピッタリでした(というかこの床板に合う車体をKIHAさんに相談したのですが)
偏心台車側の2軸を駆動しており、モーターはアルモーターRN-1015Wを使用、エンドウのジョイントで伝動しています。
室内はウッドブラウン色に塗装、赤塗装のロングシートを取り付け、
流線形車輛用運転台はライトグリーン、簡単な運転室仕切りも取り付けてあります。
インレタは、車番、標記類はIMONの1/87のものを、羽後交通の社紋は手持ちの1/80用のものです。
エンジンはフクシマの小型気動車用で、1/60のものですがこの車体には合っていると思われます。
前後のヘッドライト、テールライトには、R工房の極小LEDライトを組み込み、進行方向に応じて明るく点灯します。
(明るくとはいってもれDはもともとたいへん明るいので古い車輛のイメージには合わないと思っていましたが、R工房のLEDは明るさを調節できるようになっており、最大光量よりは少し落としてあります)
室内灯は、比較的大型のLED4個が並んだシート状の基板を加工して取り付け、
この時代の車輛には似つかわしくなく大変明るく点灯します。
“愛知のf2120”さん「ちょっとうなっています」です。
今年の3月頃、“愛知のf2120”さんから
「モデルワーゲンのキハ05の下回りを使って何か出来ますか?」とのメールをいただき。
いくつかご紹介した中で、この羽後のKIHA2をということで、組立済み車体を作りました。
それから約半年が経ち・・・、
見事竣工した写真が送られてきました。
いやはや、
うーん、ウーン、うぃーーん。
本日、私はバーボンを片手に、片手にビーフジャーキー。
ウーン、ウーーン、ういーーーん!!
本日は、ただただ、うなっております。