伴さんのペーパーシート制作記
「ご無沙汰しています。製作記を書いてみました。
KIHA20のペーパーシートを利用して北海道のKIHA21を作り始めました。前回のKIHA22の相棒です。」
会社から帰ってコツコツと窓抜きをし、ペーパーシート切り出し完了。
各パーツには番号をふっておきます。(印刷しておいてもらうといいかも・・)
沖野彫刻さんの丸刀彫刻刀です。これが無ければ作れません。
前面を切り出し後、R部の曲げをタミヤのエッチング曲げツールで曲げてやりました。
タミヤセメントで側面を組立ました。トイレ部の糊しろが少し長すぎるようです。
この後、1.5mm程度糊代を切りました。
型をはめて屋根Rを丁寧に曲げ加工しました。ここが一番神経を使います。
積層屋根先を組立ます。屋根Rとピッタリ合いました。
屋根先の凸凹は、ペーパーヤスリとパテで修正します。
貫通扉両脇の登上手すりの位置は内側に寄りすぎているので、1mmほど外側へずらして穴あけします。
サフェーサーを吹く前に0.3mmのドリルで穴あけをしておきます。
ジャンパー栓穴は、パーツを取り付ける際にドリルで穴あけしますが、テールライトの穴と、
ステップのスリットは、組み立てる前に穴あけしておくと加工が楽です。
屋根裏の肩の部分には、Plastructの90895 R2.5mmのクオーターラウンド材(プラ材)を接着しました。
各パーツには、番号をふっておくと良いでしょう。(小さく印刷してあると良いかも・・)
ベンチレーターの穴は、屋根を曲げる前に穴あけしておきました。
今回は、エコーモデルのパーツを使う為、φ2mmの穴をR1mmの丸刀で明けています。
中央に、4mm×4mmの角材をゴム系接着剤で接着後、
ペーパーシートに有る帯びを切り出してタミヤセメントで接着しました。
ある程度乾燥したら、屋根の形を整えた上で瞬間接着剤を屋根裏全体に染み込ませました。
この後、3mm各材で窓上と床下に補強を入れて基本工作は完了です。
以上のような方法で私なりに組立をしました。これからHゴム作りです。
横浜の伴さん、制作記ありがとうございます。
非常に丁寧な説明と、イタタのご指摘。誠にありがとうございます。
KIHA20のシートでご指摘いただいた箇所は、現在では訂正済みなのですが、申し訳ありません。
それにしても、伴さんの窓抜きの奇麗さは特筆ものです。
いくら沖野彫刻の丸刃を使っているといっても、窓の角Rがピタッと決まっています。
私の場合、沖野の丸刃は内刃なので慣れるまで苦労しました。
屋根の補強短冊を1本ずつ切り出しているようですが、
屋根カーブの緩いところは2本分にして貼った方が楽だし、強度的にもいいようです。
タミヤのエッチング曲げツールは使ったことがないのですが、写真で見る限り具合が良さそうですね。
プレッシャーをかける訳ではないのですけれど、この続きを期待しているのは私だけではなさそうです。